子供の音楽教育 

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            子供の音楽教育

   子供の音楽教育というものが、実に大変なもの
  だということを痛感しだしたのは 今年からです。

 
           

            
      わが家には子供が3人いて、みんな音楽が大好きです。

      私自身、音楽好きなので 合奏等で一緒に音楽を楽しみたいと思い、
     子供にピアノを教え始めましたが、結局本気でやりたがったのは2番目の娘だけでした。

      3人ともやらせたかったのは山々ですが、やはり練習を伴うので、
     本人にやる気力がなければできません。

      それで、娘だけに本格的にピアノを教えるようになりました。

      やるからには 自由自在に弾けて楽しめるようになるまでは、責任を持って教えようと決意し、
     そこから 子供の音楽教育に関心を持つようになりました。

       子供たちがまだ小さい頃、
     一緒に童謡や好きなアニメの曲を歌うために ピアノで伴奏してあげると、
     3人とも 時間も忘れて歌うことに集中していたものです。           

      ところが 一対一でピアノを教え始めると、うまくいかないときにすぐに嫌気がさすので、
     集中力を持続させることや 毎日継続して練習させることが 如何に大変かを思い知らされました。

      確かにピアノを弾くということは、音符を読まなければならず、
     通常動かさない指を動かさなければならず
     さらに、右と左と違う音符を弾くために 同時に違った指令を脳から出さなければならず、
     幼い子供にとってはむずかしいのです。

      わかって弾けるようになるまでは、嫌気がさして当然と察しておくべきでしょう。

      しかし毎日継続して練習していかなければ、弾けるようにはなりません。
   
      ここで重要になるのは、教える側の根気・心の広さ、親の姿勢だと思います。
     わが家の場合は親の私が教えてきたので、娘の甘えがあり、私の未熟さも重なり、
     なかなか難しい時期がありました。

      必死に音楽教育に関連する本を読みあさり、良いと思える内容があれば実践して試み、
     現在に至っています。

      そんな中で不肖ながら、幼少期の音楽教育で大切なことが何なのかを確信した内容があります。
  
      以下にその内容を記していきますので、子供の音楽教育に関心をお持ちの方に、
      ぜひ参考にしていただければと思います。

                               

★幼少期の音楽教育で必要なこと

   1.楽器を習い始める前にソルフェージュをやって、土台をつくってあげること。
     これが、このページの結論であり、私が一番訴えたいことです。

      わが家では娘にこれを実践してあげなかったがゆえに、焦れることが多く、
     いらぬ苦痛を与えてきてしまった実感があります。
 
      ソルフェージュの重要性を説いている数冊の本を読んで、はっとさせられ、
     娘にもソルフェージュを試しにやり始めました。
 
      すると、楽譜を読むのを苦痛としていた娘が、譜読みに興味を示し、
     さらに楽譜をかくことに好奇心をもって取り組みだしたのです。

      譜読みの際には歌うようになり、歌うとフレーズごとに息継ぎをするので、
     ピアノを弾くときにもフレーズを意識して弾くようになったのです。

      新しい曲に取り組む姿勢が、明らかに違ってきました。これは、すごい飛躍でした。

   2.楽器を習い始めたら、たとえ短時間でも、その日の目標を決めて
     毎日継続して練習する習慣をつけること。
     
      子供は遊ぶのが大好きで、たくさん遊ばせてあげることがとても大切だと思います。
     でも、楽器を習うことを選択した以上、練習する時間をつくるように、
     習慣づくまでは親がさりげなく仕向けていく意識は必要だと思います。

      できなくて嫌気がさして焦れても、励ましてあげることによって、
     忍耐強く練習するように仕向けるのです。

      ここで怒ったり強制したりすると、逆効果です。

      やらないからと、さじを投げてしまったらそこで停滞してしまいます。

       根気強く励まし練習させることによって、少しずつできるようになると、
      子供自身に やればできるという自信がつき、忍耐強くなってきます。

       一つ一つのハードルを乗り越えさせてあげるために、親の励ましはとても大きな力になります。

   3.様々な生演奏、すばらしい音楽にたくさん触れさせてあげること。

       CDで名演奏を聴くのもよいのですが、たとえアマチュアの演奏でも
      生で直接聴く機会があれば、どんどん聴かせてあげればよいと思います。

       生の楽器の音は、その響きにインパクトがあり、その楽器にも興味がもてます。

       合唱を聴いても、人間の声の持つ神秘性を感じ取ることでしょう。
      和声に興味を持つかもしれません。

       好奇心の幅を広げてあげること、これは創造性を高めていくために大切なことだと思います。


   4.自然の中でたくさん遊ばせてあげること。

       自然の中には、たとえ小さな虫一匹の中にも、無限の神秘が秘められています。
      昔から継がれてきた生命の息吹、大宇宙の雄大さ、自然の厳しさ、険しさ等・・・

      自然の中で無限の感性を育んであげることは、何よりも肥やしになるのではないでしょうか。


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